DASH1 ラップタイム マルチディスプレイ
■ DASH1 DASH1は、データロガーと接続して使用する データ表示 (コントロール)システムです。 データロガーに接続するだけで、GPSのデータを元に計算された ラップタイム、セクタータイム、タイムスリップ、ラップ差予測 を表示します。
データロガーからの速度、前後左右の加速度、位置情報、時間などのデータを表示できます。 接続してあるセンサーに応じて、温度、圧力、ホイールスピード、回転数なども表示します。
高輝度LEDによる ソフトウエアでプログラム可能な シフトランプ機能 を内蔵しています。 設定値を超える (割る) と表示される警告機能を内蔵しています。
一画面に 同時に 4項目のデータ、ボタン操作により 最大20項目のデータを表示できます。
表示するデータの種類や内容、超高輝度LEDによるシフトライトや警告灯は、自由に編集や、設定ができます。 表示項目は、計算式を使用した単位換算の他、バーグラフ表示が可能です。
■ 使用目的 DASH1は、バイク、クルマ、カート、ボートを問わず、オンロード、オフロード、水上のレース、およびアプリケーション開発のために使用できます。 車上で リアルタイムなデータを確認でき、データロガーの機能を拡張します。 ドライバーからエンジニアリング環境まで、専用ソフトウエアにより表示をカスタマイズできます。
■ 表示内容 ラップタイムやセクタータイム、ベストタイムとのタイム差を表示します。 シフトランプ 機能を装備しています。 データロガー の状態を示す、ステータス表示が可能です。 データロガー よりシリアルデータを受け、スクリーンに単位変換して表示します。 例えば、排気温度 や オイルプレッシャー を表示することができます。 さらに、各チャネル入力に対して、ワーニング表示レベルを設定できます。 データロガーのデータ出力間隔を設定することにより、表示のアップデート間隔を設定できます。
■ ラップタイム や セクタータイム DASH1は、コースにラップビーコンが無くても、GPSのデータから計算して高精度なラップタイムやセクタータイムを表示します。 その精度は、現在までの あらゆるタイプのビーコンよりも正確です。 ラップタイムの基準になる ラップ/セクターマーカー の位置は、ソフトウエアーでの設定や、走行中のボタン操作 (DL1 DL2 のみ・AX22はソフトウエアーを使用)で設置可能です。
■ 接続可能な製品
|
DL2 |
DL1 |
AX22 |
SPEEDBOX |
GPS ベース ラップタイム、セクタータイム |
Yes |
Yes |
Yes |
- |
加速度 |
Yes |
Yes |
Yes |
Yes |
回転数 |
Yes |
Yes |
Yes |
- |
アナログチャンネル (温度、圧力など) |
16 |
8 |
- |
- |
デジタルチャンネル |
4 |
4 |
- |
- |
速度 |
Yes |
Yes |
Yes |
Yes |
ポジション/高度 |
Yes |
Yes |
Yes |
Yes |
※ SPEEDBOX 使用時には、スピードデータのみを表示します。
■ ソフトウエアー
単位換算、シフトランプ、警告設定
表示項目設定画面
■ FAQ ビーコン無しに ラップタイム や セクタータイム を表示できるのですか? DL2/DL1/AX22 からの GPSデータ を元に、ラップタイム や セクタータイム をリアルタイムに表示します。 ラップ/セクターマーカーの設定は、アナライズソフト(DL1/DL2/AX22)や、走行中のボタン操作(DL1/DL2)による設定が可能です。 初めてのコースでも、ビーコンが無くても、簡単にラップタイムやセクタータイムを計測、表示できる最先端システムです。
GPSデータが5Hzなら、表示は0.2秒ごとにアップデートされるのですか? 位置情報は、内部で0.01秒の精度で計算しています。 また、表示の更新間隔も設定できます。 ラップ や セクタータイム は、ビーコンを使用したラップタイマーより正確です。
アナライズソフトと同じ条件でラップやセクタータイムを表示できますか? ラップ (セクター) マーカーは、アナライズソフトウエアーからインポートや、エクスポートができます。
表示項目は設定できるのですか? 表示項目の内容や単位換算は、ソフトウエアーから自由に設定できます。
DASH1は、単独で使用できますか。 DASH1 単独では使用できません。 DL2/DL1/AX22/SPEEDBOX などのデータロガーと共に使用する必要があります。
■ 仕様
ディスプレイ |
40 キャラクタ (文字の高さ9.85mm) EL ブルーバックライト付き |
操作 |
15mm径ボタン4個 |
電源 |
DC12v (10v~ 15v) 消費電流 約 180mA. |
ケース |
削り出しによるカスタムアルミニウムケース |
接続タイプ |
IP65 9ピン Dタイプ |
メインプロセッサ |
40MHz RISC エンベデッドフラッシュプログラムメモリー |
シリアルポート |
115200 bps |
振動 |
25G, 50Hz 5分間 (メーカーーテスト値) 25G 3方向 24時間 (設計値) |
温度 |
-20℃~70℃ (メーカーーテスト値) |
※ Race-Technologyの製品は、販売国により ファーム仕様や付属品が異なります。 本製品は、日本仕様のデータロガーのみと接続可能です。 ※ お使いの DL1 AX22 の種類により、データロガー本体を当社までお送り頂き、ファームウエアの変更などの調整を必要とする場合があります。
|